AED 自動体外式除細動器に関して

政策

AEDとは

AED(Automatic External Defibrillator)は日本語で『自動体外式除細動器』と訳される器具の略称です。
心臓は血液循環の要となる「ポンプ」の役割を果たしています。
そんな心臓が痙攣した(心室細動)状態になり、本来の「ポンプ」役割を果たしていないときに使用し、その痙攣を取り除くため(除細動)の器具です。

AEDの必要性と一般の方の使用

元々除細動は医師のみが行える医療行為で、AEDも医療器具でした。
それが、2004年より一般の方が使用することが可能になりました。

この一般使用の解放の背景として、除細動の緊急性があります。
心室細動を起こしてから、1分経過ごとに救命率が10%下がるというデータもあります。
ところが、例えば東京都では発見→救急車要請→到着まで9分弱掛かると言われています。
つまり、かつては心室細動を起こした時点で、死亡または助かったとしても重篤な後遺症を残してしまう可能性が非常に高かったのです。

この除細動の緊急性を鑑みて、現在では一般の方でもAEDを使用することが可能になっています。

荒川区のAED関連施策の現状と課題

荒川区におけるAEDの設置状況

現在、荒川区に設置されているAEDは395台、そのうち24時間、使用可能なものが171台。
随分増えてきたとはいえ、個人的にはまだまだ十分ではないと感じています。
というのも、私は防災の目標として『一番地一人運動』を掲げています。

これからの議員活動で取り組みたい課題
はじめに 自分の中でこれからの任期4年間の目標を明確にし、その目標に向かう具体的な一歩目をいち早く踏み出そうと思い、今回の選挙運動を通じて、有権者の皆様に訴えてきたことを改めて文字にすることにしました。 解決したい課題ははっきりしている...

これは、荒川区内およそ4000番地全てに一人以上のAEDを用いた救急救命の講習会の受講者を置くことを目標とする運動ですが、当然AED自体も相応の数が設置されていることが前提になります。
より一層AEDの設置を推し進めていきたいと思います。

『一番地一人運動』

さて、先程すでに申し上げた『一番地一人運動』ですが、AEDを用いた救急救命の講習会を定期的に開き、受講者を増やし、AEDを扱える人を少しずつでも増やすことを目的として掲げた活動です。
が、ここでは必ずしも受講者に「いざという時はあなたが担当ですよ」といったような責任を負わせる活動ではありません。
この運動の本来の目的は、事故や災害を含めた防災における自助・共助の心を養うとともに、『いざという時に傍観者にならない』『手を差し伸べる勇気を持つ』ことです。
その勇気の裏付けとして、AEDを使ったことがあるという経験を多くの方に持って頂きたいと考えて、掲げた目標です。

私は、防災を議員活動の主軸とする中で、『防災士』の資格を取得しました。
AEDを用いた救急救命の講習会のための『応急手当普及員』の認定証はこの『防災士』取得の条件となっているため、合わせて取得しました。

防災士証

応急手当普及員認定証

しかし、まだ実際に現場でAEDを使ったことはありません。
もちろん、私自身としては、もし必要な場面に出くわしたらためらわずに使えるような心構えはしているつもりです。
ですが、やはり実際その時になったら怖いと思います。
怖いものは怖いです。
でも、何をどんな手順で行うべきか、知っていれば怖くても動けると思うんです。

是非、多くの方に講習会でAEDの扱い方を知って頂けたらと思っています。

防災士の活用

私も取得した『防災士』ですが、現在荒川区に211名(9月末現在)います。
ですが、この『防災士』という人達をどう活用すべきか、荒川区では定まっていません。
これは荒川区だけでなく、多くの自治体でそうだと思います。

この理由として、未だ現場での活動実績が乏しく、『防災士』の能力や現場で負わせるべき責任や権限の範囲の判断に戸惑うためだと思います。
ですが、例えば避難誘導で、例えば避難所で、あるいは災害の現場で力を発揮すべき人達のはずです。

そこで、現防災士の方々も含め、荒川区の独自に認定する資格として『荒川区防災士』のようなものを新しく作れないものだろうかと考え始めました。
荒川区で育成・認定する防災士であれば、いざ災害が起きた時の混乱の中でも、共通のノウハウと定められた連絡・連携・指示系統が維持し易いはずです。
まだ、私、竹内の個人的な思い付きに過ぎませんが、少しこの方向で『防災士』の可能性を検討してみたいと思っています。

追加情報:動画

9月会議、防災ヘルメットの総括質疑の動画です。
1:35辺りから始まります。

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