荒川サイクリングロードを走ってみる

その他

荒川サイクリングロード

以前の記事で、「東京の東側は平坦で自転車での移動が快適だ」と書きました。

今回は、実際に自転車で走って見たいと思います。

今回はまずルートありきで行程を決めたいと思います。

自転車愛好家の間で『荒川サイクリングロード(荒サイ)』と呼ばれるルートを走りたいと思います。

この『荒川サイクリングロード』ですが、『サイクリングロード』というのは主にサイクリストが勝手にそう名付けた、いわば通称です。

河川の管理用の道路を一般に開放したものであり、自転車専用道路として位置付けられたものではありません。

他の歩行者や河川敷施設の利用者も多く利用する場所ですので、自転車の通行に際しては『徐行(目安としては20km/h以下)』が求められます。

この記事では便宜上、通称である『荒川サイクリングロード』と呼びたいと思います。

予定コース

荒川区はその名称に反して、実は荒川と接していません。
(この経緯についてはまた機会があれば書いてみたいと思います。)

そこで、スタート地点は荒川サイクリングロード沿いの日暮里・舎人ライナー『足立小台駅』にしました。

『足立小台駅』から、主に荒川右岸の荒川サイクリングロードを進み、荒川・中川の河口にある『葛西臨海公園』で折り返して、帰りは主に左岸を『足立小台駅』へと戻りたいと思います。

往復で、およそ40kmの行程となります。

往路

『荒川サイクリングロード』のルールである20km/h以下で、休憩などもゆっくりとって、大体1時間30分から2時間位で折り返したいと思います。

10:25 足立小台駅 スタート

足立小台駅

この日は8月のお盆明け。

朝から気温も高く、照りつける日差しも強く、自転車には過酷な条件ですので、意識的に休憩と水分補給したいと思います。

足立小台駅からすぐに目の前の『荒川サイクリングロード』へと入ります。

荒川サイクリングロード・小台

平日ということもあり、『荒川サイクリングロード』にはそれほど往来はありません。

見通しの良さもあり、この環境ですと、ロードバイクがスピードを出したくなるのもわかる気がします。

が、ルールはルール、20km/h以下を厳守して走って行きます。

荒川サイクリングロード・日ノ出町緑地

写真で見ると天気も良く、気持ち良く走っているように見えるかもしれませんが、実際は猛暑の中、かなり過酷な状況で、頻繁に水分補給をしていました。

荒川サイクリングロード・墨田

右岸は、比較的それぞれの自治体によって運動場や公園などが設置・整備されており、抜けの良い場所が続くため、猛暑の中でも風を感じられることにかなり助けられました。

11:00 小松川運動公園 休憩・水分補給

荒川サイクリングロード・小松川運動公園

まだ出発からおよそ30分ほどしか経過していませんが、頻繁に水分補給するため、水筒が空になってしまいました。

いったん自転車を停め、公園で水を補給します。

足立・隅田・江東の右岸『荒川サイクリングロード』沿線は、このように水道が至る所に設置されているため、水の補給には事欠きません。

5分ほど休憩して再び乗り出します。

11:15 新小松川橋 左岸へ

荒川サイクリングロード・新小松川橋

新小松川橋で渡り、荒川左岸に移ります。

左岸と言っても、荒川と中川が並行して流れる間にある、中洲です。

この中洲を下っていきます。

江戸川競艇場

中洲に渡って間も無く、歓声とエンジン音が聞こえてきました。

中洲の左側、中川にある『江戸川ボートレース場』です。

競艇って河川で行われるものなんですね。

対岸から見るボートレースは長閑な雰囲気でした。

11:40 荒川中洲南端 荒川左岸は中川との合流地点で行き止まり

荒川中洲南端

中洲の南端は行き止まりでした。

うっかり中洲の端まで来て、ようやく自転車は渡れない事に気づきました。

写真の左から中川、右から荒川が、この目の前で合流しています。

ここで合流した後の川は、一応地理的には『中川』になるようです。

遠くに河口も見えます。

地図で確認すると2kmほど先で海に流れ込むようです。

もう目の前に『葛西臨海公園』の観覧車が見えますが、Uターンです。

行ってこいで3km程の遠回りになってしまいました。

12:15 中川河口

葛西臨海公園・到着

ちょっと、途中寄り道して、河口に辿り着きました。

写真を撮るため、反対車線にいますが、このカーブを曲がると『葛西臨海公園』へと入っていきます。

12:20 葛西臨海公園 到着

葛西臨海公園

『葛西臨海公園』に入ると、道は途端に鬱蒼とした林の中に入っていき、一気に気温が下がります。

緑の偉大さを感じます。

12:30 昼食

葛西臨海公園・昼食

折り返し地点で昼食にします。

平日ですが、公園内はたくさんの人出がありました。

ここまで、片道20km(+Uターン)を2時間弱とのんびり走ってきました。

おそらく、実走行は23km、1時間30分程。

巡航速度16km程度と、のんびり走行です。

強度的にはかなり軽い運動ですが、如何せん暑い!

復路は一番暑い時間帯を避けるため、ちょっと長めに食事休憩にします。

復路

14:40 葛西臨海公園 出発

葛西臨海公園・出発

未だ全く暑さは和らぎませんが、そもそもこの時期に暑さの和らぐ時間帯なんてありません。

日差しのピークをすぎたので再出発です。

葛飾あらかわ水辺公園

往路の右岸と違い、左岸は中洲。

水の補給ができる場所も、少なくとも『葛西臨海公園』から『四ツ木橋』の区間では、ほぼ見かけませんでした。
(葛西臨海公園で水補給は充分にしていたので、あまり水道は意識していませんでした。見逃していただけかもしれません。)

まあ、中洲ですから仕方ないのかもしれませんが、抜けの良い公園や運動場などは無く、あまり代わり映えのしない景色が続きました。

復路は川を上っていくため、なんとなく登りの意識があったのですが、この区間では全く傾斜を体感することはありません。
(往路でも下っている感覚は全くなかったので、当然ですが。)

その点では、自転車で快適です。

15:30再び右岸へ

かつしかハープ橋

景色に若干退屈したのと、この先で荒川が大きく西にカーブしていく内回りに入る意味合いもあって、葛飾の『ハープ橋』を過ぎた辺りで再び右岸に渡る事にしました。

16:10 足立小台駅 到着

右岸へ渡ってからは往路と同じ道を逆に辿り、再び午前中にスタートした『足立小台駅』へと戻りました。

復路は20kmを1時間半。

休憩は一度10分程で、あとはほぼノンストップでしたので、やはり巡航速度16km程度。

印象通り、登りの影響はほぼ皆無と言えそうです。

1時間ちょっとの走行であれば、一定のペースで走り切ってしまった方がかえって楽なのかもしれません。

ただ、繰り返しになりますが、自転車専用道路ではない『荒川サイクリングロード』では周囲の状況に注意を払いながら、スピードを調整しながら走る必要がありますので、高速での巡航は求めてはいけません。

いつでも停止できる『徐行』で通行しましょう。

『荒川サイクリングロード』を走ってみて

実際に走ってみた感想を列挙してみます。

  • 平坦な道を自転車で走るのは本当に快適
  • のんびり走るならベストルート
  • 往復40kmは移動と考えても無理がない距離(むしろサイクリングとしては物足りないくらい)
  • 高速巡航には不向き(そもそもルール違反)
  • 夏は日差しを遮るものが少なく非常に暑い

当初の予想よりも、運動量としては軽かった一方で、夏場は暑さで消耗するといった印象でした。

また、今回はほとんど無風の中でのサイクリングでしたが、風があった場合、その強弱でもかなり印象が変わるかもしれないと思いました。

また、違った季節に走ってみたいと思います。